天王星がおうし座に入ります
こんにちは、葵井紀貴です。
本日は占星術のお話でもしたいと思います。
え!?一体葵井に何があったの?いつもは他人でもある芸能人を勝手にあーでもねぇこーでもねぇ言ってるのに、おかしくなったか?
って思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、おおきな動きがあります。
うん?大きな動き?空から諭吉さんが降ってくるの?そりゃあめでてぇなー。
っていう冗談はさておき、2019年3月6日に、天王星がおうし座に入ります。
そこで一応占星術も使って鑑定しているわたくし葵井が、葵井的解釈でなにがどうなるか、予想したいと思います。
天王星とは?
私も鑑定で使用している西洋占星術、実際に存在する惑星(ここでは太陽・月・冥王星も惑星として取り扱います)やら計算して出された感受点、神話などを元に宿命や運勢を導きだします。
使う惑星は、小学校の頃に習った『水金地火木土天海冥』です。
私は使用しませんが、鑑定士によって小惑星『セレス・パラス・ジュノー・ベスタ・キローン』も見たりしていますね。
太陽の周りを地球がグルグル回っていますが、西洋占星術では地球を中心に見るので、太陽が地球を回っていると考えます。(これをジオセントリック占星術と言います。これに対して、太陽を中心としてみるのをヘリオセントリック占星術と言います。)
太陽から数えて7番目の惑星が天王星です。
こんな感じの惑星です。これ描いた人お上手ですねー。
西洋占星術はむかーしむかしの紀元前2千年からあるものなので、地球から肉眼で見える太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星の7惑星で考えられていました。
時は1781年3月13日、イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェル氏が、天王星を発見しました。
おそらくハーシェル氏は、見えないものを見ようとして、望遠鏡をのぞき込んだらなんかあったぞ!こりゃあ大発見だ!ってなったんでしょうね。
ちなみに天王星のマークは♅で、ハーシェルのHが使われていますね。
惑星の意味を考えるときに、その時、その時代に何があったかによって意味づけられます。
- アメリカ独立戦争(1775年ー1783)
- フランス市民革命(1789年ー1799年)
- フランス市民革命(1789年ー1799年)
このことから天王星は一言でいうと、『変化』という意味づけとなりました。
革命が起こるということは、ちょっとした変化ではなく、大きな変化をもたらすと考えていいでしょう。
この天王星は、位置についてよーいドンして太陽の周りを1周するまでに約84年かかります。
おうし座とは
みなさんもよくご存じであろう12星座。自分が何座が知っていると思います。
地球の公転から見ると、公転軌道を天球に投影したラインが黄道です。
この黄道上には、12の星座があり、これを『黄道12星座』といいます。
この黄道12星座はみんなが知っている、おひつじ座・おうし座・ふたご座・かに座・しし座・おとめ座・てんびん座・さそり座・いて座・やぎ座・みずがめ座・うお座の12星座を当てはめます。
スタートはおひつじ座、ラストはうお座の順番で、この星座を人の一生に当てはめることができます。
簡単に言うと、
- おひつじ座は赤ちゃん
- おうし座は歩き始め、しゃべり始め
- ふたご座は幼稚園児
- かに座は小学生・中学生
- しし座は高校生
- おとめ座は大学生
- てんびん座は新社会人、結婚
- さそり座は親の死、子供を授かる
- いて座は中間管理職、資格
- やぎ座は重役、退職
- みずがめ座は定年後の趣味活動
- うお座は介護、一生を終える
こんな感じです。
なのでおうし座は、一人で立ち上がっていろんなものに触れたり、ちょっとしゃべる一番かわいい時期といえるでしょう。
また牛さんをイメージしてみると、広ーい野原で牧草をモグモグ食べていて、のーんびり過ごしているけど、怒ると突進してきて怖いっていう感じでしょうか。
そのようなものを踏まえて占星術的に言うとおうし座の象意は、五感で感じるもの・所有欲・食べ物・農地、その他お金・車・貴金属などの意味を持っています。
天王星がおひつじ座の時は?
先ほど天王星は約84年で1周すると書きました。
円を度数で表すと360度で星座は12星座あり、一つの星座は30度ずつに割り当てれます。
84年÷12星座=7で、天王星は一つの星座に約7年いることになります。
地球も太陽の周りを365.25日かけて動きを止めることなくグルグル回り、天王星も地球よりもゆーっくり太陽の周りを回っています。
そうすると、ちゃんと回っているけど、たまに逆に回っているように見えるときがあります。これを『逆行』と言います。
例えるなら、高速道路を車で走行車線を走っていて、前の車を追い越すときに追い越し車線に車線変更します。
その時、同じ方向を走っているのに、追い抜いた時に後ろに下がって行くように見えます。
こういう現象が太陽と月以外はあります。惑星は星座はおひつじ座からおうし座、ふたご座・・・と続きますが、ある時期によっておうし座からおひつじ座に戻る惑星もあります。
ここ最近のおひつじ座にいた天王星の動きをみると、
- 2010年5月28日~2010年8月14日
- 2011年3月12日~2018年5月15日
- 2018年11月7日~2019年3月6日
となっております。
2011年3月12日から本格的におひつじ座天王星の意味がはっきり出てくると考えますが、前日の2011年3月11日は『東日本大震災』がおきました。
うお座からおひつじ座っていうことは、一つのサイクルが終わり新しく改めるときが来たと考えていいでしょう。
おひつじ座の象意は、スタート・チャレンジ精神・独立心などがあります。
ちょっとここでググってみると、東日本大震災後の変化として、
- 節電・節約
- 食の安全
- 今できることを大切に
- 人とのつながり
- メディアへの意識
などが上がっています。
わたくしが感じたことは婚活など結婚に積極的になったり、運動する人が増えたり、会社を辞めて独立したり、そのようなことがあったのではないでしょうか。
天王星がおうし座に入ったら?
ここからが本題ですが、いま一度おうし座の象意は、お金・食べ物・農業・地位・大企業・金融・信用・五感などです。
一応本日から天王星がおうし座に入りますが、入る前から少しづつ影響ができ来ます。ここ最近の出来事としまして、銀行員削減、TPP11による関税撤廃、仮想通貨、コンビニ24時間営業問題などがこの天王星おうし座の影響ではないでしょうか。
『マンデン』という社会占星術というのがあります。
これは占星術を国家に当てはめる考えかたです。
おうし座(2ハウス)の考えは、経済 景気 財政状態 税制 金融政策全般です。
これからこの辺の大きな変化が必要となってくるでしょう。
最初にも書きましたが、天王星は肉眼では見えません。
肉眼で見える太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星は、個人個人が意識して動くといいでしょう。
しかし天王星以降は、社会全体で変えていかないといけないと思います。
例えば今後は現金のキャッスレス化、大企業の働き方、農業のあり方、車の進化などが考えられるでしょう。
補足的に考える
もう一度12星座の画像をご覧ください。
青丸で囲ってあるのがおうし座です。
その180度反対にある星座はさそり座です。
天王星が入っているおうし座をメインに考え、サブ的にさそり座の象意を考えることもあります。
ちなみに180度反対にあるサインは似ている部分があります。
皆さま、サソリをちょっと思い浮かべてください。
サソリというのは砂漠で生息し、ずーっと獲物を待っています。
狙われたら刺されて死んでしまいますよね。
牛さんも基本的にはあまり動かない、サソリも動かない、似ているところがあります。
おうし座のは今すぐ使えるお金という意味があり、さそり座は、遺産(すぐに使えないお金)という意味があります。
その他さそり座の意味は、手術や事故、心霊などの意味もあります。
例えば今後『第5世代通信』によって、手術が遠隔操作によってできたり、変わってくるでしょう。
ただしあくまで補足的なので、さそり座の象意に関することをすぐに大きく変えるというわけでなく、少しづつ変えていく必要があるでしょう。
まとめ
そんなこんなで、動きの遅い天体は影響力が強いです。
惑星にを吉星・凶星と分けることはあまり望ましくないのですが、天王星は凶星に分けられてしまいます。
わたくし的には吉凶より、easy(楽・簡単) difficult(困難・大変)と考える方がいいと思います。
そんな天王星が入っているおうし座の象意の考え方を、約7年間かけて大きく変えていかなければなりません。
変えなければいけない時に変えないと、後で大変なことになったり、チャンスを逃すことにもなるでしょう。
おうし座生まれの人も大きな生活の変化が起こりやすくなるでしょう。
自分の生まれた太陽の上に天王星が乗っかってくるので、思いもよらぬ変化があるかもしれません。
おうし座と同じ地のエレメントのおとめ座・やぎ座もいい感じに生活の変化をしていくでしょう。
まぁ個人的な鑑定は直接わたくし葵井まで、対面鑑定のみ受け付けております。
もちろん西洋占星術だけでなく、四柱推命・手相・気学・周易・タロット、最近は顔相もやっています。
そんな感じで、おしまい。